出光カードドライブ&レジャー情報誌MOCO掲載の
日本きらりの厳選商品をご紹介。
MOCO
7月号
きらりと光る 鹿児島 の逸品
つけあげ詰め合わせ
新鮮なすり身とつなぎの豆腐を
石臼を使って混ぜ合わせたやさしい口あたりが魅力
主原料は国産100%にこだわった魚肉のすり身を使い、つなぎに自社製造の豆腐を使用。
少し甘めでやさしい味付けが特徴で、あえて表現するなら「懐かしいおばあちゃんの味」。
海産物加工の老舗「まるじゅ本舗」のつけあげ(鹿児島ではさつま揚げのことを「つけあげ」と表現)は、このニュアンスを出すためだけに3ヶ月を要した。
鹿児島出身者は「つけあげ」という
ワードだけでテンションアップ!
製法は魚肉のすり身、豆腐、そのほかの調味料を、石臼を使ってゆっくりとていねいに混ぜ合わせていく。
ポイントは熟練した職人の感覚による、やわらかさや水分量などの調整。
すり身や豆腐の状態、ザラメや地酒、塩を加える微妙なタイミング、ネタの油へのくぐらせ方、そして、春夏秋冬の温度や湿度の管理などなど、揚げ終わるまで気が抜けない工程が続く。
どの工程も一回一回が真剣勝負。仕上げとして、油に入れる直前に職人の手で形を整え、空気を抜き、表面をなめらかにする。
徹底したこだわりが独特のふんわりとした揚げ上がりのつけあげを生む。
時代の流れとともにニーズが多様化し、商品の開発にはかなりの時間を要したが、現在の18種のつけあげは、甘さ、辛さ、やわらかさ、弾力のよさといったバランスを考えたベストラインナップ。
薩摩の職人技が凝縮された逸品を晩酌の肴に加えてほしい。
aboutまるじゅ本舗
大正元年に創業。まるじゅ本舗ブランドは平成4年に現代表が立ち上げた。「まるじゅ」とは、地域の皆さまに支えられている縁を意味する「〇」と、代表の名前のひと文字である「壽」を組み合わせ、多くの方に壽が訪れるようにとの思いを込めて命名。一貫して品質維持に重点を置き、余計な添加物を使わず、素材の新鮮さや風味を生かし、鹿児島から懐かしい味を提供し続けている。
DATAつけあげ詰め合わせ3,100円(税込)