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MOCO×日本きらり

出光カードドライブ&レジャー情報誌MOCO掲載の
日本きらりの厳選商品をご紹介。

MOCO
2月号

きらりと光る 宮城 の逸品
手わざ笹かまぼこ「希望」

手わざ笹かまぼこ「希望」

決してなくなることのない職人の身体に宿った熟練の技と感性
大切に後世へと受け継ぎつづける手作りの味わい

宮城県名取市閖上(ゆりあげ)に創業し、海の幸を提供してきた「ささ圭」は、震災4ヶ月後から手作り蒲鉾の製造を再び手掛けはじめた。震災で失われなかったのは半世紀前までの蒲鉾の作り方と、職人の熟練の技と感性。それまで培ってきた伝統を身体や舌は覚えていた。
2代目となる現代表が2012年に新工場を設立。創業者である先代が貫いた「やづす」ことのない仕事を徹底し、震災以前よりもむしろ多くの方に、閖上の名産品をお届けしている。
※やづす=手を抜くという意味の宮城の方言

手でたたいて形を整えじっくり手焼き!

復興当初の想いを忘れず、提供を続けている逸品が、一枚一枚を手成型で作る手わざ笹かまぼこ「希望」。魚の身の繊維をなるべく壊さないように石うすを使うことで生まれる、歯を押し返すような強い弾力が特徴だ。また、魚介由来の天然調味料を混ぜ合わせて使用。噛めば噛むほど魚本来の風味を感じられるやさしい味わいに仕上がっている。合成保存料、合成着色料は不使用。一般的に濃いめの味付けに慣れた方にもおいしく感じていただけるよう調味料の配合を吟味している。
素朴な味に回帰したくなるときに、昔の製法にこだわり、古くからの味を継承している笹かまぼこを味わってほしい。形あるモノがなくなっても大切なものが残っていることに気付いたスタッフ全員の想いが、この逸品には詰まっている。

手わざ笹かまぼこ「希望」

aboutささ圭

江戸時代から漁港として栄えていた宮城県名取市閖上で昭和42年に創業。東日本大震災で甚大な被害を受け、唯一内陸部に残った店舗で手作りの加工品の製造を始める。2012年秋には閖上に新工場を設立。その後、「福興」を掲げ、元気な福を贈るべく「希望の笹かま」を作りつづけている。単純比較は難しいものの、震災以前に比べて物資面で約8割、営業面では7割程度まで回復。多くの方に蒲鉾を届ける機会が日に日に増えている。

DATA手わざ笹かまぼこ「希望」6枚入り1,410円(税込)

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