出光カードドライブ&レジャー情報誌MOCOで
日本きらりの厳選商品をご紹介。
MOCO
6月号
きらりと光る 岩手 の逸品
山田の牡蠣くん&あかちゃん
美しい山田港で育った絶品の海の幸
岩手県沿岸中部に位置する山田町の山田湾で育てた牡蠣と湾内で獲れる天然のアカザラ貝※1(商品名はあかちゃんと命名)を、独自の製法で加工している「株式会社 山田の牡蠣くん」。
殻を剥くこと、瓶に詰めることも全て手作業で行っており、水揚げした日に加熱処理まで行うことで、身痩せしたり劣化することを防いでいる。さらに、加工までをワンストップで実施することで、安心安全な商品が提供可能に。添加物不使用も特徴のひとつ。
牡蠣くんはワインを、あかちゃんは日本酒を合わせるのがおすすめ!
牡蠣くんは何種類かの試作品を作り、好評だった桜のチップで燻製にし、天然の塩とオリーブオイルだけで味を整えたレシピを採用。均一な味を提供できるように工夫をするなどして約1年半かけて商品化した。あかちゃんは下味のベースとして県内にある老舗醸造所の八木澤商店※2が造るアルコール無添加の醤油「丸むらさき」を使用。しっかりと主張してくる醤油とアカザラ貝との味のバランスを、漬け込み時間等で調整して試行錯誤して完成させた。
一年中安定して実入りの良いアカザラ貝はプリップリの食感が魅力。8月頃の産卵に備えて体内に栄養を蓄える牡蠣は、春から6月くらいに実入りが良くなるため今が旬。
大災害後に再生させた事業で、三陸の恵みが全国各地に届き、〝おいしい〞の笑顔がどんどん広がっている。
※1アカザラ貝:ホタテに似た小さな二枚貝。「ホタテよりもおいしい」と地元の漁師に人気があり、数が少なく傷もつきやすいことから東北地方以外にはあまり流通しない珍しい種。
※2以前、本誌でも紹介した「奇跡の醤」などを製造販売(日本きらりでも販売)している陸前高田市の老舗醸造会社。
about山田の牡蠣くん
法人の設立は平成25年。それまでは個人事業主として東日本大震災からの復興に奔走。事業を再開させるべく養殖を始め、「山田の牡蠣くん」は平成21年に販売開始。「山田のあかちゃん」は22年に販売を始めた。社名に「山田の」をつけたのは美しい港を誇る山田町を多くの人に知ってもらいたかったから。湾内ではホタテも養殖しており、商品化を目指している。
DATA
山田の牡蠣くん&あかちゃん
大瓶2本(各1本)セット[ご贈答用]各220g
5,950円(税込)
今回の記事は、MOCO2022年6月号に掲載した内容の抜粋です!
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