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MOCO
10月
きらりと光る三重の逸品
梶賀のあぶり 季節の5点セット
おいしさを追求することで伝承されてきた「100年フード」
「梶賀(かじか)のあぶり」とは生木の薪で熾(おこ)した火で焼きながら燻した“焼き魚と燻製のハイブリッドフード”。漁師町梶賀の郷土料理で、魚を塩だけで味付けし、桜や樫の薪の火で1~2時間じっくり焼き燻す。今も100年前と変わらぬ製法を続けており、すべて人の手による作業で職人の目と手で焼き燻し加減を確認。シンプルな製法のため、どんな魚も調理が可能だが、脂っこさ、水分の多さ、骨の硬さなどにより、塩加減や焼き燻し加減を微妙に調整している。
封を切ってそのまま食べられる薪薫る風味豊かな5種セット
伝統文化の継承状況に対し、文化庁が「100年フード」として認定。ただ、昔ながらの食文化を続けることそのものを目的にするのではなく、「おいしい食べ物だから多くの人に求められ、作り続けられている」という食品としての価値を今後も追求していく。さらに、漁業や生鮮保存の技術の進展により、地元水産業と連携しながら昔はできなかった沖合や遠洋でとれる魚や、地元の養殖魚などもあぶりにすることが可能に。
魚の特徴ごとに、酒の肴やご飯のお供になるあぶり。食べ比べて食欲の秋を満喫しては。
about梶賀コーポレーション
三重県尾鷲市の最南端に位置する梶賀町は全100戸足らずの漁師町で、「梶賀のあぶり」は伝統保存食として受け継がれてきた。口承で辿れるのは明治初期。家々で母から娘、姑から嫁へ…。2008年から町おこしの一環でPRに取り組み、翌年、地元有志で「梶賀町おこしの会」を設立。これを母体として2017年に梶賀町民が出資する形で株式会社梶賀コーポレーションが法人化された。
DATA
梶賀のあぶり 季節の5点 化粧箱ギフトセット4,000円(税込)
今回の記事は、MOCO2024年10月号に掲載した内容の抜粋です!
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